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ベルテギウス＝ウィン＝桔梗

　愛称をベルテ。世界でも珍しいハイエルフ族の少女である。

　少女といっても長寿の一族である彼女は齢は1000を超える。しかし、ずっと森の中にいたのでその知識は非常に限定的である。

　生まれつき精霊力を持ち合わせていない特殊体質であり、ハイエルフとして圧倒的不利であった彼女は、内部に流れる魔力や精霊力を自身の肉体へと変換し、自身の肉弾戦闘能力へと変換する術を身に着けた。
　そもそも、ハイエルフ族はその卓越した技術と魔法操作による弓矢や魔法精霊術による遠隔攻撃を得意としていたが、彼女はその常識に捕らわれず、たまたま森に迷いこんだ槍の名手から華月流槍術を教わり、それを用いた高速戦闘を得意とした。

　
　ある日、たまたま長老たちの会話を聞いてしまう。それが、『魔王が復活する予兆があるので、森を封印し、平和になるまで閉めておこう』とのことだった。

　彼女は居てもたってもいられず、家へと戻り旅の準備を始める。

「冗談じゃないですわ！わたくしは魔王を倒して、あの本のような勇者に・・・または勇者PTの一員になりますの！」

次の日、彼女の家のテーブルに書置きが残されていた。

『魔王を倒してきます。ベルテ』


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□外面

　穏やかな性格でありながら激しい内面を持つ少女。やや気分屋であり、その性格通り気分気のまま旅をしていた。
　森を出てから"数百年"の間様々な土地を訪れ、彼女曰くは『魔王がいる場所』を探していた。

　衣装の巫女服は、東の国にて鬼の集団に襲われていた神社を助け、共に解決したお礼としてもらった。（別の定期）また、この時に金の髪を黒く染めている。
　巫女服をエルフの服に似ているということで愛用しているが、これが神社の制服だということは全く気付いていない。耐久性を持つ上位巫女の服・・・とのこと。

　
　中の人：　@suigetuyo